2012年01月16日

エコチル 食の安全・安心バスツアー

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致しますm(_ _)m
エコチル環境イベントディレクターの太田(お〜ちゃん)です。

今回は、1月12日に行われました新年1回目のエコチルイベント、
「食の安全・安心バスツアー ~もっと知ろう!飲み物の安全・安心。コカ・コーラと清田の水のいい関係~」のご報告です。

このバスツアーは札幌市保健所の主催で、私達が普段口にする食物がどのような環境で作られているのかを親子で見学し、食の安全・安心に関して理解を深めてもらおうというイベントです。エコチルはそのお手伝いをしました。

さて、北海道コカ・コーラボトリング札幌工場では、コカ・コーラを始めジョージアコーヒーやお茶の綾鷹、Qoo、い・ろ・は・す、ミニッツメイドなど多くの清涼飲料水を作っています。
工場の大きさは札幌ドーム2つがすっぽり収まるほど広い敷地で、とても厳しい衛生管理のもと、環境への配慮もしっかり気遣いつつ稼働しています。
http://www.hokkaido.ccbc.co.jp/


寒くて風邪も流行っている中、今日を楽しみにして下さっていた皆さんが札幌市保健所2階受付に集合。
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出発式で、札幌市保健所 食の安全推進課の畠山主査に挨拶していただいてから、いよいよバスへ乗り込み、
北海道コカ・コーラボトリング札幌工場へ向かいました。
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バスの中では、「食の安全・安心」に関わるクイズを行いました。
やさしかった? 難しかった?
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天気に恵まれ道路もスムースに進み、予定よりやや早めに清田の北海道コカ・コーラボトリング札幌工場へ到着。

まずは、Qooのぬいぐるみや、なつかしい瓶のコーラやスプライトが展示してあるコミュニケーションルームに移動です。
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北海道コカ・コーラボトリング株式会社、広報・CSR推進部の亀山部長よりご挨拶をいただきました。
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そして、出前授業などを行っている体験担当の大場さんによる「水の環境プログラム」が始まりました。

その中で大場さんは、コカ・コーラの主成分のほとんどが水であることや、その水をこの工場ではとても深い井戸からくみあげていること、そうした水は白旗山を中心とした札幌の豊かな森を水源としていることなど、水と環境つながりについて説明してくださいました。

清田の水って、森がつくっているんだね!
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そして参加者の皆さんへの質問として、「飲み比べてみて下さい」と配られた2つのコップの水。
二つの水を飲み比べる「きき水」に挑戦です!

見た目は同じ水ですねー。
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最初に口に含んだ水のほうには、「クセがない」「おいしい」「普通の水?」といった意見が。
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しかし、次に飲んだ水については、「いつもの水じゃない」「血みたいな味がする」との感想。
見た目は同じ水なのに、なぜ味に違いがあったのでしょう?

じつはこちらは、ヨーロッパの水だったんです。
ミネラルウォーターとして売られているちゃんとした水なのですが、まさにそのミネラルのために最初の水と違う味がしたのでした。

「癖がない」「おいしい」という意見が出たのは、いつも飲んでいる日本の水(いろはす)。水の種類の中では「軟水」と呼ばれています。
それに対してヨーロッパの水は、鉄やカルシウムといったミネラル成分が多いために「硬水」と呼ばれています。
だからいつもと違う味だったんですね。

さすが違いのわかる、エコチル参加者のみなさま!
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ダシを効かせ、煮炊きして調理する食文化が日本に定着しているのも、
日本の水は「軟水」が多く、そうした料理には、「硬水」よりも「軟水」が向いているからといわれています。

美味しい清涼飲料水も、美味しい「軟水」から作られるからこそ美味しいのですね。
ここ清田区に工場を作ったのも美味しい水が豊富にあるから、というのが理由だったそうです。

北海道コカ・コーラボトリングでは、そうした美味しい水の水源地である白旗山で、植樹や育樹の活動にも取り組んでいるそうです。

「なぜ白旗山で植樹」なのでしょう?

その理由、森がなぜ大切なのかを体験的に理解してもらう実験を、次に行いました。

保存容器にスポンジを詰めたものが2種類。
横の上中下に穴が開いています。
一つは乾いたスポンジが入ってます(A)。
もう一つには水を含んだスポンジが(B)。

それぞれに上から水をかけたらどうなるかな~?

結果は、A容器は上の穴から水が流れ出て下穴からは全く出ません。
スポンジも表面がぬれただけ。

B容器は下の穴から水が流れ出ました。
これは森のミニチュアと考えていただけたらばっちり!森に雨が降った様子を再現してるんですね。
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「なぜ白旗山で植樹」の答えは、
「森があると地面(地下)がぬれたスポンジのように水を含みやすくなり、雨水がじっくりゆっくり地下にしみこみ、ろかされて、美味しい地下水になっていくから」なのでした。

美味しい水の恵みをこれからもなが~く得ていくためには、水源の森が、これから先もずっと良い森でなければならない。
だから北海道コカ・コーラボトリングでは、
白旗山の森で植樹や育樹をおこなっているわけなんです。
なるほど~!
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水の基礎知識がわかったところでいざ工場プラントツアーへ出発!
まずは災害対応型自動販売機前での説明です。
自動販売機は環境に優しい機能や、ノンフロン化が進められているんですよ。
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次に見た、大型立体自動倉庫は国内では最大級なんです!
倉庫の大きさは幅100m奥行80m。
皆さん目を凝らしてますが、一番奥まで見るのは難しそうですねー。
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自動倉庫から大型トレーラーに積まれる量も、段ボールがいっぱいでびっくり!
大きな幹線道路(国道36号)が必要なのもうなずけます。
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見学者は窓から見る事しか出来ませんが、それだけ厳しい衛生管理のもと、異物が混入されないようにしっかり製造されている事がよくわかりました。
缶コーヒーの充填機では、
なんと1分間で最大1,300本(1缶190ml)に充填されるんですよ!
ものすごい早さだっ!
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工場内の壁には歴代のポスターが貼ってあり、親御さん達の「なつかし~!」とにぎやかになる場面もありました。
コカ・コーラのCMは昔から世界的な大きな影響力があって、
サンタクロースのイメージが赤になったのも、
コカ・コーラのCMでサンタクロースが赤と白の服を着たことがきっかけだったとか。
驚きですね!

見学を終えて休憩。7種類の製品の中から好きな飲み物を選び、喉を潤しさわやかになりました♪

次はコミュニケーションルームに戻り、DVDでコカ・コーラの歴史や環境への取り組みの様子をみましたよー。
水資源への取り組みのみならず、リサイクル(ゼロエミッション)にも力を入れていて、2001年から全てのものを100%リサイクル達成しているのです。すごいです!!
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そして今日の振り返りクイズタイム!さすがに皆さん正解が多かったですね♪
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最後に子ども達に修了証を渡し、にっこり笑って集合写真。
コカ・コーラ記念品をいただいて、北海道コカ・コーラボトリング札幌工場を後にしたのでした。
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今回のイベントを通じて、
たくさんの清涼飲料水を製造している北海道コカ・コーラボトリングが、
食の安全・安心を、関係者一人ひとりの高い意識と先端技術とで維持するだけでなく、
将来を見据えて活動されていることがよく分かりました。

寒い中、最後まで手を振って下さった北海道コカ・コーラボトリング札幌工場の皆さん!
ありがとうございました。
お世話になりました!


2011年07月31日

第3回エコチル食の安全・安心バスツアー

毎日暑い日が続きますがみなさまお元気ですか。
エコチル環境イベントディレクターの太田(お〜ちゃん)です。

今回は7月29日に行われたイベント「第3回エコチル食の安全・安心バスツアー〜中央卸売市場で”食品Gメン”を体験!!〜」の報告をさせていただきます。

このバスツアーは、札幌市保健所が主催して行われたもので、札幌市民の台所・札幌市中央卸売市場で食の安全・安心を守っている”食品Gメン”こと「食品衛生監視員」のお仕事を体験し、食の安全・安心に関する理解を深めてもらおうというのがテーマ。エコチルはそのお手伝いをしました。

※1回目、2回目の「エコチル食の安全・安心バスツアー」の報告は以下をご覧ください。
http://www.advcom.co.jp/ecochil/2011/01/post_48.html


朝早くて少し眠たそうな参加者のみなさま。
まずは札幌市保健所 食の安全推進課 畠山(はたけやま)主査よりご挨拶をいただき、バスは札幌市中央卸売市場へと出発しました。
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バス到着後(財)中央卸売市場協会説明係の鷹(たか)さん、野上(のがみ)さんのご案内で場内へ移動。
市場内はとても広くて、なんと!端から端まで250mもあるそうです!
反対側の壁が遠くて見えません。
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青果棟会議室へ到着。
この中央卸売市場の中で、日夜食の安全を守っている”食品Gメン”、札幌市保健所 食の安全推進課 市場検査係 工藤(くどう)係長に、「食品衛生監視員」のお仕事について紹介していただきました。
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いよいよ市場の中を見学開始です!
最初に見学したのは、くだものや野菜のせりをしている「青果棟(せいかとう)」です。
夕張メロンのシーズン最初のせりで100万円の値を付けたのがこの場所だったのです。
せり人や仲買人の威勢の良い声と活気にビックリ気味の子どもたち。
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これだけ山積みの箱が1日でせりにかけられ、値段が決められていきます。
今はメロンが旬ですが、秋にかけてはサクランボやナシなどの果物が主流となるそうです。
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市場での様々な仕事をビデオで紹介するコーナーがありました。
みんな真剣に鑑賞中。
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市場協会の鷹さんは30年間せりに関わっていたプロ中のプロです!
せりで行われている手の動きは青果と鮮魚では指の動きが違うことの説明を受けています。
ちなみに、この手の動きは「3」を表しているのです(普通の3と何が違うかな?)。
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場内の展示室にはせりや市場に関わる貴重な資料が展示されています。
帽子には色や種類、番号一つ一つに意味があり一目で区別できることを知り納得。
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ターレットと呼ばれる荷物移動用の台車が市場内を行き交います。
こんなに小さいのに1トンもの荷物を積めるというからすごい!
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現在使われているターレットは、鮮魚や青果に臭いや排気ガスが付かないように天然ガスを燃料としています。
以前はガソリンを燃料としていたそうですが、お金をかけ改造して天然ガス仕様にしたそうです。
環境への配慮はさすがですね。
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昔は重さを量るために小さな重りを何個か引っ掛けて重さを量るこんな機械で計っていました。
今では便利な電子計りを使っているそうです(写真は体重測定中)。
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展示室の見学が終わると高級鮮魚の生マグロを見るために水産棟(すいさんとう)へ移動!
鮮魚のせりは終わっていましたが、目の前に横たわるマグロは迫力満点!
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ここでいよいよ食品Gメンの秘密兵器の登場です!
「放射(ほうしゃ)温度計」という赤外線を使って温度を測定する温度計です。
これを使えば、ものに触れずに温度が測れます。
マグロの温度測定の様子。
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マグロやゆでダコなど、目の前にある鮮魚を監視するチビッコ食品Gメンたち。
「ゆでだこは2℃だ!」「マグロは10℃なんだね」との歓声と共にバインダーに記録していきました。
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市場には仲卸(なかおろし)のお店がズラリと並んでいますが、ここで買うことができるのは登録業者だけ。一般の人がここに入ることはできません。
新鮮な魚や珍しい魚が並んでいて一つ一つ食い入るように見学しています。
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鮮魚の見学も終わり、朝も早くて小腹も空いたので小休止。
その後、白衣に着替えて本格的に食品Gメンに変身!いよいよ食品衛生監視員に挑戦です!
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検査室には大きな冷蔵庫の他に温蔵庫、フラスコやビーカーなど理科の実験室のような機器がズラリと並んでいます。
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検査室では市場内で売買されている食品の食品添加物や品質管理状態を検査します。
これは食品添加物の一種である着色料。
食品によって使ってはいけない着色料があるので、違反の着色料が使われていないか検査するのです。
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最初の実習は手洗いチェックの実習です。
汚れに見立てた液体を手にかけて、その汚れを落とそうとゴシゴシ石鹸で洗います。
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洗い残しがある場合には、ブラックライトの光に当てると反応して光るのです。
あれだけ洗ったつもりでも意外と汚れが残っています(あれ?少し光っている:笑)。
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次は汚れ度を量るルミテスターで実験です。
汚れていると思う部分を水に濡らした棒で拭き取り、薬品の中に入れてテスターにかけると汚れが数値で示されるという優れもの。
まな板の汚れ方をチェックしてみたら、
昨日使ったまま洗わないでいたまな板は汚れ方が高数値を示して一同びっくり!
使っていないまな板より1,000倍も汚れていました!
まな板は菌が繁殖しやすいようで、使ったらすぐに洗わないといけないことを学びました。
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最後に食器の汚れ度を測定するヨウ素でんぷん反応の実験です。
汚れが残っていると黒っぽく残るのですが・・・。
あれだけ洗ってもやっぱり残っていました。
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今回の食の安全・安心バスツアーを通して学んだことは
私たちが安心して野菜や果物、魚などを食べることができるのは
市場関係者や札幌市の食品衛生監視員の方々が、
毎日朝早くから働いて、食品に関するいろいろなルールを守ったり、
注意深く検査をしてくれているおかげなんだということでした。

今回は実際に汚れ具合の測定や実験など、食品衛生監視員の仕事の一部を体験することで、その大変さと重要性がよく分かったと思います。

参加者のみなさん、市場関係者のみなさん、札幌市保健所のみなさん、ありがとうございました!


みんなで集合写真(展示室より水産棟を望む)
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