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2010年08月10日
メロン。甘いのは・・・2
前回の日記では、エコチルTVの取材で中富良野に行き、殿山さんというメロン農家を訪ねたこと、そこのビニールハウスの畑ではすべての富良野メロンが発泡スチロールの“円座布団”の上で熟していることなど書いた。

そしてその殿山さんから、メロンの果肉には「頭」と「おしり」があって、甘さが違うと聞いたことに触れた。
そのこたえは、
エコチルTV7月号(7/17)に答えてもらおう。
まずは、畑から摘み取られたフレッシュなメロンをもらった
環境お助け戦隊えこりーなの2人(左フミカちゃん、右ナナコちゃん)が
そのみずみずしさに驚くシーンから。

メロンは収穫後に熟成が進むが、それは果実内部の水分が徐々に蒸発していく過程でもある。
だから畑からとったばかりのメロンは、このメロンにとって最高に水分を含んだ状態なのだ。
ガブリと果肉にかみついた途端に、思いがけないぐらい果汁が出てきて驚いた2人であった。
ではでは、

甘いのは「頭」か「おしり」か。
その答えは殿山さんにお願いしよう。

そう。「おしり」が正解であった。

さっきまで“円座布団”にのっかっていた「おしり」の方が甘いのだ。
考えてみれば、メロンの甘みの成分は、果糖。
この果糖が溶けこんでいるメロンの果汁はいわば「果糖の水溶液」。
果汁を「水溶液」」と考えると、
むかし理科で習った「比重~単位体積あたり質量~」の考え方が当てはまる。
「果糖を多く含んだ果汁」は比重が大きい。
「果糖の少ない果汁」比重が小さい。
地球の重力のため、
比重が大きいものは下にしずみ、
比重が小さいものは上にうく。
これが比重の原理である。
メロンの「おしり」が甘いのは、
メロン果汁という「果糖水溶液」が
比重の原理によってメロン内部を移動した結果だったのである。
例によって、長文となってしまったが、
こうしたところにも科学の法則というか、自然の摂理というものが働いていることに感心しまくった私であった。
投稿者 advcom : 2010年08月10日 19:48
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